ずっと王子様と呼ばせて、なんて。
Lil miracleへの気持ちとこの夏の思いをどうしても残しておきたくて────
短歌を詠みました。
(そうですか)
ジャニーズ短歌WEB歌集 J31Gate 第13回 「動物」全86首 #アイドル短歌 #ジャニーズ短歌 寄稿頂いた皆様ありがとうございました🐻
— WEB歌集『J31Gate』 (@J31Gate) 2020年9月4日
次回テーマは「纏(まと)う」9/10募集開始 9/30〆切 10/5発行予定 pic.twitter.com/l2XiAztmln
(WEB短歌『J31gates』さん。
アイドル短歌やジャニーズ短歌を募集しとりまとめて歌集として公開する、という活動をなさっている非公式企画アカウント様です。)
第13回のお題が動物ということで、大好きなLil miracleのパートに思いを馳せて歌を詠み参加いたしました。
こちらのツイートの70番に掲載させていただいております。
この歌にLil miracleの好きなところと、この夏の思い出を詰め込んだので、長くなりますがお話させてください。
Lil かんさいのオリジナル曲「Lil miracle」は、キラキラとしたメロディーに白雪姫の世界観をモチーフとした歌詞が乗った、おとぎ話のような雰囲気が特徴的な曲です。
しかしよく歌詞を見てみると、そんなおとぎ話に時折リアルな淡い影が落とし込まれることに気が付きます。
出だしの西村くんのパート、
「白馬なんて乗れないけど 寝起きの君の顔 見つめさせて」
この曲で1番最初に、影が生まれる瞬間です。
出だしで「何十回何百回何千回迎えに行く」「いつも僕は君だけの王子様」と言っておきながらも、この王子様、なんとおとぎ話に必須であるアイテムの白馬には乗れないことを激白します。
しかし、白馬に乗れない王子様だからこそ、いつの日にか夢に…と歌わなくても、毒林檎により眠らなくても、寝起きでそばにいてくれるくらい近くにいてくれる。
この歌詞を歌っている姿を見るたびに、夢じゃない、今確実にこの世界で君の目の前にいるんだよ、とこちらに微笑みかけてくれているような気がしてどうしようもなくきゅんとしたり(夢女子)、アイドルという名の王子様としてこの世に存在してくれることに胸が熱くなったり(重たい)します。
Lil miracleには、こんな瞬間が幾度となく存在します。
かわらしさを強く感じる曲調の中に散在する、思わずハッとしてしまうような素敵な影がクセになり、思わず何度も聞きたくなってしまうような曲です。
さらに歌う人の年齢が少し上がるとこの影の存在がだいぶ色濃くなり、また違った雰囲気を楽しむことができます。(以前からそのように思っていたのですがドリアイAぇ!group公演で歌われて確信しました。なんだかより一層リアルで、幸せな気恥ずかしさすら感じました)(?)
これからも歌い続けてくれたらいいなぁと、切に願ってしまうような曲です。
話は変わりますが
(急ですね)(後でちゃんと繋がるので安心してください)
この夏、急速に成長を遂げる西村くんの姿を見ることができました。
端にいても後ろにいても、一瞬のチャンスを逃さずカメラアピールする姿。
たくさんの先輩に囲まれて、楽しそうに笑ったり負けじと真剣にパフォーマンスする表情。
たくさんの後輩を引き連れて、最前列で前を見つめる強い視線。
今の彼にしかできない表現を成し遂げた、品のある美しいソロステージ。
…ひとつひとつ思い出しながら胸がぎゅっとしてしまうほど、強く心に残りました。
それらを見た時に思いました。
彼はいつか白馬なんて簡単に乗ることのできる王子様に、アイドルになってしまう。そしてそのゴールへの階段を今、確実に登ろうとしている。
その未来を見ていたい気持ちの中に少しだけ、変わらないでいてほしいという気持ちがあります。
白い馬乗りこなしても王子様、林檎や夢は忘れたままで
これからもたくさん素敵になっていってね、
でも5人で笑い合ったり支え合ったりする日々、小さなことでケラケラ笑うその笑顔、ファンへの思いに溢れるまっすぐな言葉、今の毎日でキラキラするたくさんのもの、
どうか忘れずに持っていってほしいんだ。
そしてできれば未来でも林檎は夢は忘れたままで、そばにいられますように。
本当に勝手なのだけれど、こんなことを思ってしまう2020年夏でした。
人の温かさすら忘れそうな世界で、心動かされるものに出会うことができてよかった。
ありがとう、DREAM Island!!